映画翻訳家(吹き替え翻訳家・字幕翻訳家)になるには?【映画関係の仕事とその就職方法】

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トップクラスの現役翻訳家7人が、人気の高い外国映画(英語)を題材として取り上げ、日本語版となって実際に市場へ出るまでの「職業としての映画翻訳」のノウハウを解説。あこがれの翻訳家になる第一歩のシリーズ第3弾。

字幕の中に人生
戸田 奈津子
外国映画に必要不可欠な映画字幕はどのように作られるのだろう。本書はひっぱりだこの人気と実力を誇る字幕翻訳の第一人者が、一秒四文字、十字×二行以内のせりふ作りにすべてを賭ける世界を、独特の翻訳技術やシステムを紹介しながら余すところなく書き下ろす、すばらしきシネマ・ライフ。

スターと私の映会話
戸田 奈津子
「神戸ビーフ!」と箸でお皿を叩いて催促するトム・クルーズ。部屋にこもってギターを爪弾くブラッド・ピット。字幕翻訳の第一人者がそっと教えてくれるスターのとっておきエピソードと、イキイキ英会話のヒント集。話題の映画86本を、主演スターごとに収録した“映画で英語”の決定版。カラー口絵4ページ他スターのお宝写真を満載。


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映画翻訳家(吹き替翻訳家・字幕翻訳家)という仕事とその就職方法
(映画翻訳家・吹き替え翻訳家・字幕翻訳家になるには?)
現在、日本ではたくさんの洋画が公開されています。(年間で約340本ほど)
そんな洋画を楽しむために必要不可欠なのが、字幕と吹替えです。

みなさんご存知の通り、映画翻訳家(字幕翻訳家・吹替翻訳家)はその字幕と吹替えに携わるお仕事です。映画翻訳家とは一体どんな仕事なのか?
どうすれば映画翻訳家になれるのか?それについてまとめてみました。

※字幕好きは日本特有の文化!?
日本では字幕での公開が主流になっていますが、海外では吹替え公開のほうが主流とのこと。特にアメリカではほとんどが吹替えだそうです。字幕翻訳家で有名な戸田奈津子さんもおっしゃっていましたが、日本以外の国では字幕よりも吹替えの方が人気も高いそうです。吹替えにはお金がかかるため、経済的な理由から字幕公開が多い国もあるようですが、日本のように好き好んで字幕を観たがるという「字幕文化」は世界的にはかなり珍しいようです。

■ 映画翻訳家(字幕翻訳家・吹替翻訳家)の仕事とは?
映画翻訳家(字幕翻訳家と吹替翻訳家)は一見普通の翻訳家と同じように思われがちですが、実はまったく違った職業です。というのも、映画には映画特有の翻訳制限というものがあるからです。

例えば、文字制限。映画の字幕は観客の文字を読むスピード(0,6秒で3文字、秒間約4文字といわれています)に合わせて作られるため、字幕翻訳家は通常の翻訳とは違い、かなり限られた文字数の中で翻訳をしなければなりません。(縦書きでは10文字、横書きでは2行で26文字という字幕表示の制限もあります)

それ以外にも、読み返しがきかないため難しい漢字や句読点、読点の使用が禁止されるなど、字幕特有の決まりごともあります。

つまり、普通の翻訳と映画翻訳では根本的に翻訳の質が違っているのです。厳密に言えば「字幕は翻訳ではない。」のだそうです。

映画翻訳家は映画の流れや言葉のニュアンスを読み取り、それを適した日本語(俗語や専門用語などの知識も必要)に翻訳するだけでなく、それを映画特有の制限の中で行うという、とてもセンスの求められる職業です。

※映画翻訳家は字幕翻訳家だけでありません(「吹き替え」という仕事)
劇場公開では字幕が主流と書きましたが最近は、吹き替え版もずいぶん増えてきました。(「ハリー・ポッターと秘密の部屋」では吹き替え版上映数が字幕版数を上回りました)またテレビなどでの映画の放送も吹き替えが主流です。

最近では海外のドラマが放送されることも多くなり「冬のソナタ」や「ER」、「24」など吹き替えでご覧になってる方も多いのではないでしょうか。こういったドラマの吹替えを翻訳するのも映画翻訳家(吹替担当とか吹替翻訳家・日本語版制作)の仕事です。

字幕は1フィート(約0,6秒)3文字の翻訳ですが、吹替えは実際に俳優がしゃべる長さをもとに吹き替え翻訳家が翻訳しています。その点は声優さんもしゃべるため、字幕ほど制限はありませんが、しゃべり方や語感など言葉選びのセンスが問われることに変わりはありません。

※字幕ができるまでの主な流れ
配給会社が翻訳を字幕翻訳家に依頼

スクリプト(台本)とビデオが字幕翻訳家に送られる。
またはハコ書き試写が行われ、
ハコ書き作業。
ハコ書きした台本が字幕制作会社に送られる。
(ハコ書き・・・台本のセリフを適度な長さに区切る作業)

字幕制作会社がハコ書きからスポッティング・リストを作り、字幕翻訳家に送る。
(スポッティング・・・ハコ書きされたセリフにその時間、セリフの前後、番号をつける作業)
(スポッティング・リスト・・・スポッティングしたものをリストにしたもの)

字幕翻訳家がスポッティングリスト・台本から翻訳し、字幕制作会社に送る

字幕制作会社はそれをもとに、字幕を制作する。
制作方式には、あの昔ながらの独特の雰囲気がある字幕「タイプ式(パチ打ち)」と
最新の「レーザー式」がある。
最近はレーザー式が主流だけど、タイプ式もまだまだ需要があるそうです。
「タイプ式」の場合は
タイトルカードというセリフの書かれたカードが何百枚と作られ、
製版(タイトルカードをフィルムに打ち込むためのハンコ)となります。
ちなみにレーザー式はパソコンで制御されたレーザーで文字を打つデジタルなやり方。

初号試写(校正)
※翻訳について専門知識のある人に観てもらう

現像所で字幕ネガが作成(校正終了)され、焼き込みが行われる。
(焼き込み・・・字幕だけがはいった字幕ネガを映画のネガと合わせる作業)

完成!
※あくまでおおまかな流れです。
映画の配給・字幕製作方式などによっても過程は異なります。

■ 映画翻訳家(字幕翻訳家・吹替翻訳家)になるには?
現在、映画翻訳家は様々な場で活躍しています。劇場用の映画はもちろん、テレビやビデオ、DVD、CS、BS、ケーブルテレビ、そのほか海外の映画祭へ出す日本映画の翻訳などといった仕事も請け負っています。

就く仕事によってそれぞれ就職方法は違うので、一概にひとまとめにすることはできませんが、劇場用映画の翻訳を目指す場合、大体以下の3つが代表的な道のりとなるようです。(※ちなみに、一見何か資格が要りそうな映画翻訳家ですが、特に必要な資格などはないそうです)

映画翻訳家(吹き替え・字幕翻訳家)への代表的な道のり
スタート
                             

現役の翻訳家に師事
(弟子入り)
撮影について学べる大学や専門学校
映画翻訳家養成学校
(専門学校・スクール等)

(コネ)
映像製作会社プロダクション
字幕制作・翻訳会社
(翻訳部)に入社
                  
配給会社とのつき合い(依頼)
映画翻訳家(字幕翻訳家・吹替翻訳家など)

まず、最もポピュラー?なのが映画翻訳を学べる専門の学校等に通うコースです。上でも書きましたが、映画の翻訳は通常の翻訳とは異なり、特別な技術が必要になるので、そういった専門の技術を学ぶことが映画翻訳家への第一歩になりそうです。(最近は専門学校や特別講座など、映像翻訳を学べるところがかなり増えてきました)

2つ目は、現役の映画翻訳家に師事(弟子入り)するコースです。現在活躍している映画翻訳家の中にはこうした方法で、映画翻訳のノウハウを身に付け映画翻訳家としてデビューした人がたくさんいます。弟子入りというのはちょっと大げさですが、現役の翻訳家と何らかの接点を持つということが映画翻訳家になるうえで重要なポイントのようです。(アルバイトなどがきっかけで師事し、字幕翻訳家になった人もいます)

3つ目は字幕翻訳を担当している会社(字幕制作・字幕翻訳会社)に入社するコースです。こちらも、現在活躍している映画翻訳家たちによくみられるコースで、ビデオブーム(80年代)の時にビデオの翻訳を担当し、そこから劇場用映画の翻訳も手がけるようになったケースです。このようにDVDやビデオ、CS、ケーブルテレビなどの翻訳を担当する会社(プロダクション)に入り、劇場用映画の翻訳チャンスを伺うというコースもあるようです。(といっても字幕制作の会社に入るのも大変のようですが・・・)

以上が劇場用映画の翻訳家への代表的な道のりですが、実際はどれも厳しいのが実状です。洋画の公開本数は年間でも約340本ほどで、同じ翻訳家が何本もの映画を担当することを考えると、劇場用映画の翻訳家になれるのは本当にごくわずかな人たちです。映画翻訳家になるにはそれなりの覚悟が必要と言えるでしょう。

ただし、これはあくまで英語の場合です。これが他の言語となると状況は別物のようです。最近では韓国やインド、タイ、イランといったアジア映画はもちろん、南米や中東、さらにはアフリカなど本当に様々な国の映画が公開されるようになってきています。

言語によっては、映画翻訳家が見つからないこともあるそうで、配給会社側は幅広い言語のできる字幕翻訳家を求めているようです。

■映画翻訳家(字幕翻訳家・吹替翻訳家)になるために まとめ
上でも書いたように、映画翻訳家への道のりはどの言語を扱うか、そしてどんな仕事をするかによってかなり異なるようです。

映画の翻訳は、劇場用映画だけでなくテレビやビデオ、DVD、CS、BS、ケーブルテレビなどいろいろあるので必ずしも劇場用映画にこだわる必要はないかもしれません。(字幕のほか吹き替えもありますし)

それでも、どうしても劇場用映画の翻訳がしたいという人は、映画翻訳の能力はもちろんですが、同時に人と接する能力(人脈を築く能力)も磨いておいたほうが良さそうです。

字幕翻訳家はどれも人脈が重要になるコースばかりですので、その点は考慮しておくべきではないでしょうか。(もしかしたら映画翻訳の能力より大事かも…)


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